ルポ・随筆の部

※タイトルをクリックして当該のご本にジャンプできます。

  著者(五十音順) タイトル 価格
青木正美 下町の古本屋 1,500
    自筆本蒐集狂の回想 2,000
    古本商売 蒐集三十年 1,000
    古本商売 日記蒐集譚 1,500
  秋山一 語源漫筆 語源の酒 1,500
  安倍能成 青丘雑記【謹呈本】 4,000
  新井静一郎 広告のなかの自伝 1,000
  飯島曼史 南窻襍記(南窓雑記) 800
  大迫倫子 娘の真実 1,500
笠間杲雄 青刷飛脚 1,500
  小林静生 山の本屋の日記(裸本) 2,000
阪田泰正 鼻髭 1,000
  佐川一政 霧の中の真実 1,500
  佐藤垢石 たぬき汁 正続二冊 1,750
  園田てる子 知性派ヒモ学入門 孔雀とねずみ 1,200
高橋義雄 箒庵随筆 趣味ぶくろ 1,500
  戸板康二 夜ふけのカルタ (署名特装本) 1,500
西沢仙湖 仙湖随筆 1,500
  長与善郎 人生観想 500
堀越孝一 軍旗はブラシュの花印 1,000
丸岡明 港の風景 (署名特装本) 2,000
  三浦哲郎 おふくろの妙薬 (署名特装本) 5,000
  三上綾子 匪賊と共に 500
横山泰三 泰三随筆 1,000
渡辺紳一郎 放電放談 800
       
林語堂 続 有閑随筆 1,200

雑誌・ムック

  発行 タイトル 価格
朝日新聞社 朝日ジャーナル 1971年3月19日号(第13巻11号) 2,500
日本経済新聞社 日経回廊 バラ売り 500/冊
新井静一郎『広告のなかの自伝』

 

マドラ出版/1989/オビにスレ感/天シミ

  • 0.5 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
大迫倫子『娘の真実』

 

偕成社/昭和15年初版/表紙折り返し部に古書店票貼付あり

 

 ブルジョア家庭に育った「才媛」が、当時の若い女性の性質・気分・あり方を闊達に書き綴った本。前作『娘時代』の大ヒットに次ぐ刊行で、双方五十万部も売れたらしい。が、やはり「時局」もあり、「自由主義的すぎる」とのことでどちらも一年ほどで絶版になってしまった。確かに「女史となるなかれ」の項なんかは口うるさい「軍国婦人」を批判しているようにも見えるが……。

  • 0.3 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
飯島曼史『南窻襍記(南窓雑記)』

 

大丸文化部/1947/裸本(元から?)

  • 0.3 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
阪田泰正『鼻髭』

 

金剛出版/1966

 

 安芸津の郷土史研究家としても知られる医師 阪田泰正による軽妙な随筆集。タイトルの通りチョビ髭がトレードマークで、シベリア抑留中は鼻髭によって反動の烙印を押されそうになっても剃らなかった、などのエピソードも。「患者の背に折れたままの注射針を残したまま帰してしまった」などを単なる「失敗譚」程度に語っているあたり、オオラカな時代感である。それにしても、素敵な表紙です。

  • 0.3 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
佐川一政『霧の中の真実』

 

鹿砦社/2002年初版第1刷/オビあり/カバー裏表紙側に長辺3cm程の茶色いシミあり(画像で御確認下さい)

  • 0.5 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
佐藤垢石『たぬき汁』正續二冊組

 

『正』:墨水書房/昭和18年改訂第10版/カバーフチ切れあり

『續』:星書房/昭和21年初版

 

 佐藤は明治~昭和初頭の釣りの名人、酒仙・美食家にして、随筆家。漢文的素養と市井の軽妙洒脱さをあわせ持った文章は独特の滋味に溢れ、純然たる文学者というよりは庶民派のエッセイスト、雑文家としての面目を躍如させたシリーズである。

  • 0.6 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
園田てる子『知性派ヒモ学入門 孔雀とねずみ』

 

ブロンズ社/1971/天地小口経年シミ

 

 男には、誰しも多少なりの「ヒモ幻想」があると思う(ぼくの独断と偏見)。「マトモに働くなんて馬鹿らしいなァ、エロくてカネのある女に養われてェなァ」という具合。まあそれにも様ざまな程度があって、ちょっと夢想してみるだけの御仁もあれば、あるいは本気で自分の人生設計に組み入れようとしているやくざなお兄さんもありましょう。本書は、そのような男性がたに向けて大マジメに書かれた指南・入門の書。書かれた年代を反映して多分にバブリーなところもあるが、「自惚れと欠点を演出する技」だの、「年代別人妻の心理分析」だの、現代でも充分に通用しそうなネタもある。これを、おのれの密かなヒモ幻想の肴にするか、あるいは「実用書」として座右に置くかは、お客様次第でございます。

  • 0.3 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
高橋義雄『箒庵随筆 趣味ぶくろ』

 

秋豊園/昭10年初版/函あり/ビニカバ貼付/小口経年シミ/経年数に比して程度良

 

 著者 高橋箒庵は三井呉服店を大改革し、現在の三越デパートの基礎を築いた実業家であったが、五十歳で実業界を引退、以降は茶道三昧の風雅な趣味生活に没頭し、各界の名士とも交際した。本書は題名どおり箒庵の「趣味」の神髄が注がれたものであり、この随筆集は「趣味至上主義」という一篇から始まる。明治~昭和を生きた一流の「趣味人」の述懐として、茶道人だけでなく、現代の「趣味人」すべてに、面白く読んで頂けると思う。

  • 0.6 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
西沢仙湖『仙湖随筆』

 

坂本書店/昭和2年/裸本、巻頭遊び紙フチに小ヤブレ、軽いヤケシミ

 

 著者は明治期に活躍した稀代の趣味人・コレクター・民族研究家で、『團團珍聞』にも精力的に寄稿。寄稿家の域にとどまらず、自ら趣味誌を主宰したり、趣味人を組織して会を発足したりした。本書は仙湖の遺稿集で、煙草・煙管、人形、双六のコレクションに関する随筆のほか、漫録、平賀源内研究なども収録。巻末に略伝を付す。

  • 0.3 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
長与善郎『人生観想』

 

小山書店/1943年第2刷/裸本

  • 0.3 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
堀越孝一『軍旗はブラシュの花印』

 

小沢書店/1991年初版/美本

 

「随想植物系」。花や木のある歴史の風景を書いた文章を集めた。

  • 0.4 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
三上綾子『匪賊と共に』

チチハル脱出記

 

第二書房/昭和32年第8刷/小口・裏表紙に経年点シミ多数

 

 日本敗戦により、満州のチチハルに在った邦人の婦女が多数、匪賊や南下してきたソ連軍に凌辱される。壮絶な環境下での苦しみと、そこから解放されるまでの体験記。出版当時、雑誌の「性の生贄(いけにえ)になった女性群」「日本人の女がこんなにヒドイ目にあわされた!」等、いくぶんセンセーションを煽るような記事によって話題になったもので、本書じたいにもその傾向はややあり、「史料」「証言」としての能力には些か疑問が残るが、しかし「事実を元にした」、引揚げ婦人の悲痛な叫びであることには変わりない。

 第二書房にとって初めての「ベストセラー」であり、記念碑的作品(参考 : 我が第二書房のベストセラー物語――blog「伊藤文学のひとりごと」)。  ※第二書房は、かの有名な(?)ゲイ向け雑誌『薔薇族』の発行元。本書は第二書房がアダルト路線に向かう数年前の発行。

  • 0.3 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
渡辺紳一郎『放電放談』


冬心社/1952/裸本,ヤケ,表紙カドフチにスレ・小傷み


 「クイズ番組のインテリ回答者」の元祖ともいうべき筆者は、口ヒゲと博学で人気だった。薀蓄たっぷりの随筆集で、徳川夢声、秦豊吉、中村汀女ら十七人の序文、というのも凄い。

  • 0.3 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
林語堂『続 有閑随筆』


永井直二 訳/偕成社/昭14年/裸本/蔵印


 幽黙(ユウモア)太師 面目躍如の随筆集の続編。


 讀書は、あくまで氣の向くままでなければならない。人あつて、オンマー・カイアムか何かの一冊を携へ、戀人と手をとり合つて河の堤に讀みに行くとする。その時頭上の雲が美しければ、雲を讀んで書を忘れよ、さもなくば、書と雲とをともに讀め。(「讀書の眞味」)

  • 0.5 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
朝日ジャーナル 1971年3月19日号(第13巻11号)

 

朝日新聞社/美

 

 「櫻画報」の最終回で赤瀬川が朝日新聞の社章が日の出のように水平線から昇る絵に、「アカイ アカイ アサヒ アサヒ」とつけ、さらに「朝日は赤くなければ朝日ではないのだ」とキャプションをそえた。この記事の表現が読者に誤解を与えかねないとして、朝日新聞社に問題視されて、『朝日ジャーナル』の当該号は自主回収された。この事件で編集長が更迭された他、朝日新聞出版局では61名の人事異動がなされ、『朝日ジャーナル』自体も2週間にわたって休刊した。(出典:Wikipedia「朝日ジャーナル」の項

 特集の「抵抗する漂民―反文化の心象風景」も豪華で、横尾忠則・及川正通・佐伯俊夫・辰巳四郎ら錚々たる面々によるイラストの散りばめられたキツイ社会風刺になっている。

  • 0.3 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
日経回廊 バラ売り

 

日経新聞と日経電子版を購読している首都圏と関西圏の読者に不定期、限定で配布されていた雑誌

 

・1巻:「庭の哲学――フランス独創庭園の秘密」,2015年4月(オビ小キレ)

・3巻:「言葉の教室」,2015年8月

・6巻:「宗教家の悩み」,2016年2月

¥500
カートに追加
  • 0.5 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
×××××

 

Vol.7(昭42年7月号),Vol.23(昭和48年10月臨時増刊号/裁判特集号)/経年シミ

  • 0.3 kg
  • 在庫切れ
阿部余四男『動物閑談』

 

SOLD/三省堂/1942年初版/カバー上端に2cm弱のキレあり/ヤケシミ軽く良好

  • 0.5 kg
  • 在庫あり
  • お届け日数:1~3日1
井上善次郎『杏林の落葉』

 

SOLD/新興亞社/昭和17年初版/函無し裸本/背に小ムシ喰い跡/ヤケシミやや強し

 

 医学書としては他に類を見ないベストセラーとなった『井上小内科書』の著者の手になる随筆集。医師の立身伝として、また、その心得の書として。

  • 0.5 kg
  • 在庫切れ
谷村春樹『人相精説 眉で判る人相学』

 

SOLD/黄石洞老仙谷村春樹先生口述、竹園華筆録/聖道百一年会相談社/昭30年/函あり/小口経年シミ/巻末遊び紙値札剥がし跡

 

 人相占術の用語等詳しく、まじめな人相学の本ではあるが、見どころは黄石洞先生の語り口の面白さ。時に勢いの良い講談調だったり、またある時は妙に皮肉、厭世的だったり。日本・中国の古典より人相に関する描写の引用も多く、それに付された解説や韻字も正確なもので、老仙の博識ぶりも伺える。

 本書の面白さ、函の「あおり文」から推して頂きたい。

  • 0.3 kg
  • 在庫切れ
溝口白羊『美文的女子のふみ』

 

SOLD/文友堂/大正11年第4版/上製天金/裸本/表紙に墨汚れあり

 

 女性向けの手紙文例集。大正ロマン溢れる、活発ながらもお上品な手紙が多い。「軍艦なる兄様へ」やら「召使いの病気の恢復を親許に報せてやる手紙」などが時代を感じさせる。また、「お慕いするお姉様へ」やら「小鳥のお弔いのお誘い」など、少女趣味ファンを喜ばすようなものも多い。以下に挙げるのは、少女趣味の極地のような文例。

 

午後の二時頃でございます。裏の桃畑で桃の果に一つ一つ袋を着せて居ますと、そつと忍んで来た優しい足音、ハッと思ふ間もなく、私の後から小さい双手で眼を隠した人がございます。誰?あてゝ御覧よ――と可愛いい聲。お隣の美代ちやんと知れてゐますが、鳥渡(ちょっと)考へる真似をしましてね。さあ淑子さん?秀子さん?と申しますと可愛い人は眼から手をはなして、今度は前から抱きつきながら「ホゝゝゝゝ可笑しいのね。私よ。姉さん。」と私を懐かしそうに見上げるのでございます。其可愛い顔――私は思はず抱きしめました。私のこの頃の生活は斯うした楽しいものでございます。たまには都のお便りもおもらし下さいまし。(「野の少女より」)

  • 0.3 kg
  • 在庫切れ
森脇将光『風と共に去り風と共に来りぬ 第二部 捜査篇』

 

SOLD/安全投資株式会社出版部/昭和29年第3版/表紙フチヨレ/小口に「贈呈」の印

 

 著者は「金融王」にして、戦後混乱期の怪人。

謀略によって逮捕され、「嫌疑なし」で釈放されてみると、自分の財産がスッカラカンになっていた。本巻は、高利貸しらしいカネへの執着と金融業で培った特殊な「調査」能力で、かつての部下の裏切りを暴く「再起」の巻。ちなみにこの「調査」というのは、政財界の密談の場所であった赤坂界隈の料亭などへの徹底的な張り込みで、その内容が所謂「森脇メモ」として公表されると、吉田内閣を葬った「造船疑獄」などを始めとした一大スキャンダルに発展した。

 本巻巻末の「謀略をめぐる男・男」の章では、「森脇逮捕・財産略取」事件に関わった部下たちへの怨嗟と個人攻撃が繰り広げられていて、ちょっとゾッとする。

 

 この『風と共に去り風と共に来りぬ』はたいへん希少なシリーズで揃はまずお目にかかれないだろう。web通販においては2014年7月現在、amazonに端本が2冊あるあるのみで、「日本の古本屋」「スーパー源氏」では端本すら絶無である。

  • 0.3 kg
  • 在庫切れ