「ビブリオバトル×読書会」は、盛会のうちに終了することができました。

御参加下さった皆様、ありがとうございました。

今後も右左見堂を会場として様々なイベントを開催して参る予定でございます。

次回のイベントは鋭意企画中。決定し次第、告知致しますので、奮ってご参加下さいませ。

お楽しみに!

まお&まいこ×右左見堂 共催企画 第7回

 

名作を薦めあい、皆で語り合う

ビブリオバトル×読書会

 

 ビブリオバトルと読書会の両方に参加するのがお薦めですが、

どちらか一方への御参加も歓迎です!

 

①ビブリオバトル 7/22(日) 17時~19時

選書条件:

・岩波文庫の「赤帯(外国文学)」もしくは「緑帯(日本近現代文学)」

・「一冊100ページ前後の中篇」もしくは「短篇集」であること

・絶版でなく、一般の書店やネット通販で入手しやすいもの

発表者は、以上3点の条件を満たすご本で参加して下さい。

※チャンプに選ばれたご本は次回の読書会の課題書となりますので、発表希望の方は8/5の「読書会」にも御参加願います。

ビブリオバトル普及委員会の公式ルールに準じて行います。

※テーマに沿った本でのバトルのみ、テーマフリーのバトルはありません。

※発表の様子を録画し、チャンプ本の発表はyoutubeにアップロードさせて頂きます。「顔が映らないように撮る」などの対応もできますので、ご相談ください。

※観覧のみの参加も歓迎です。

 

②読書会 8/5(日) 17時~19時

課題書は、7/22のビブリオバトルのチャンプ本です。

御参加に当たり、

・課題書を通読してくること

・「7/22のビブリオバトルに参加している」か、「youtubeにアップロードされたチャンプの発表を視聴してくる」こと 

 

 

開催場所: いずれも 古書肆 右左見堂 アクセスはこちら

※16:30開場。余裕を持ってお越しください。

※イベント後、懇親会を予定しております(右左見堂近隣でお食事、会費三千円前後。自由参加)。

 

参加費: 各回 500円

※ビブリオバトルについては、発表・観覧とも同じ料金です。お会計の際、右左見堂で使える500円ぶんの商品券をお渡しするので、右左見堂でお買い物をすれば実質無料となります。

  

エントリー方法:当店のお問い合わせフォーム、以下の内容を記入して送信して下さい。

 冒頭部に「7/22ビブリオバトル参加希望」「8/5読書会参加希望」などと明記した上で、

①お名前 ②メールアドレス ③発表か、観覧のみか ④懇親会参加の可否 ⑤その他ご要望(あれば)

※観覧のみご希望の方もエントリーメールをお送り下さい。

※参加受付のメールをお送りするため、メールアドレスは正確にご記入下さい。

 

 

企画趣旨(まお&まいこ/右左見堂)

 

 お薦めの本を紹介しあい、本のこと、お互いのことをより深く知ることができる「ビブリオバトル」。その存在も広く認知されるようになり、すっかり愛書家たちの人気イベントになりました。我々も、これまで何度もビブリオバトルを主催し、本や人との出会いを楽しんできました。

 ただ、最近ちょっと物足りないな、と感じるのは……ビブリオバトルは、チャンプ本が決まったら(単発イベントとしては)そこで終了、ということ。イベント後の歓談タイムで「あなたの本に投票しました、絶対読みます!」と声を掛けられたり、発表を通して同好の士を見つけディープな情報交換をしたり、というのはまさにビブリオバトラー冥利に尽きる経験ですが、いつも、というわけにはいきません。

 もうちょっと踏み込んだ言い方をするなら……みんな、「いちばん読みたくなった本」に投票してるはずだけど、正味のはなし、どのくらい「読みたい」と思ってる?投票した人のうち、どれだけの人がその本を実際に手に取るんだろう? 別に、「投票した本は必ず読むべき」と言っているわけではありません。「本好きが、本のことを話し、聴く楽しみ」自体がビブリオバトルの魅力ですし、当該書籍を読まずとも、発表を聴くだけでも以後の読書の幅はグッと広がるでしょう。しかし、ひとつくらいは「皆で選んだチャンプ本を、皆で実際に読み、批評や感想を交換する場」があってもいいのではないか。そういう思いで、このイベントを企画しました。

 ビブリオバトルの発表者にしてみれば、「皆に読んでほしくて、一生けんめい紹介した本」が実際に読まれ、議論してもらえるわけですから、こんなチャンスは滅多にありません。

 選書の条件については、「文芸書」に絞るため、また、読書会参加者が手に入れやすいように、「岩波文庫の赤帯か緑帯で、薄い本、もしくは短篇集」という制約を設けました。ビブリオバトルと読書会のあいだの2週間のうちにチャンプ本をじっくりと読み込む、ということは、「ビブリオバトル聴衆の心を最も掴んだ本は、実際どんな本であったか=ビブリオバトル聴衆の審美眼は、どのくらい確かなのか」を検証する機会でもあります。

 ビブリオバトルも読書会も、初心者歓迎。主催者としても初の試みなので、手探りでの進行になると思います。本好きの方、これから文学について学びたいと思っている方、ぜひ御参加下さい。

 

この夏、東京下町の古本屋に集い、文学について熱く語り合いませんか?